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湯治場

湯河原温泉は昔から湯治場として有名でした。中でも評判なのは前回の記事で書いた「ままねの湯」なのですが、他に湯治場としてよく利用されている温泉施設はどんなところなのでしょうか。そんなわけで今回は、湯河原の湯治場について語ります。
お隣の熱海は大きな温泉ホテルがあるのに対し、湯河原の温泉街は昔ながらの旅館が主体で、その街並みはノスタルジックな気分を味わわせてくれます。その湯河原のお湯は「薬師の湯」や「傷の湯」とも呼ばれていて、神経痛や婦人病、外傷などを癒すために多くの人が訪ねていたと聞きます。古い話では、源頼朝が戦で負った傷を癒しにも来たとか。明治以降、戦傷者の療養施設が置かれたため、湯治場の温泉として有名になったそうです。町営の日帰り温泉に「こごめの湯」があり、近くの公園には万葉集の歌碑があります。
ままね以外の湯治場は「ホテル城山 湯河原ラドンセンター」などが挙げられます。ラドン温泉やサウナ、露天風呂があります。ラドンは神経系に対して特殊な鎮静作用を促す効果があるとされていて、自律神経を整えたりするのにも利用されているみたいです。実際、臨床検査が行われた例もありますので、湯治場として優秀な温泉施設のようですね。自律神経失調症、更年期障害や精神身体疲労など、当人しか辛さのわかりにくい症状などにも有効なようなので、悩んでいる方がおられましたら湯治場に足を運ぶといいかもしれませんね。温泉で気分転換にもなりますし。

不思議な温泉

突然ですが皆さんは霊泉というものをご存じですか?霊験あらたかな効能があるという温泉をさしています。霊場の温泉版と考えればいいでしょうか。湯河原温泉にもその霊泉であり、隠れた湯治専門の湯宿「ままねの湯」というところがあります。

ままねの湯は、湯河原温泉の中で一番古い温泉街の奥まったところにあります。小さな看板が出ているだけなので見落としがちですが、それが逆に謎めいた感じを際立たせている気もします。入ってすぐの階段を下りると浴室です。浴室の真ん中に長方形の湯船があります。私が入った時は先客がいたのですが、湯船に浸からず縁に座っておられました。中に入らないのか?と思って、足を浸けたところでその理由がわかりました。お湯の温度がとても熱いのです。これはしっかり浸かれないな…と思いました。意を決して体を沈めてみましたが、5分ともちませんでした。かなり早めに湯船から出て、後は他のお客さんと同じように縁に座って足だけにしておきました。霊泉だからか熱い湯だったからなのか、なんとなくさっぱり感がありました。大きな温泉ではないわりに、結構人が入れ替わりました。中には水分補給用にお水持参の方もおられて、湯治場っぽいな~と思いました。そうこうしているうちに顔がぽっぽしてきたのであがりました。帰り道に飲んだみかんジュースの美味しいこと!

この体験から、他の霊泉が気になったのでもっと行ってみたいなと思っています。でも湯河原の霊泉はここだけっぽいですね。どうしたもんか。

温泉を知る

湯河原温泉は「万葉集」に詠まれているほど歴史ある温泉なんです。その周辺にある温泉街、宿泊施設の数は90軒近くあるとかないとか。なんでも関東でもっとも古い温泉のうちの一つらしく、外傷に効くお湯なんだそうです。でも、湯河原温泉に限らず、温泉の効能ってなんであるんでしょうね。ミネラルウォーターにあるように、何か成分が含まれてるからだと思いますが、これに効くあれに効くってどうやって調べてるんですかね?

興味本位でわかりそうな範囲で調べてみたんですけど、先に言ったように色々な物質が溶け込んでいて、それは温泉ごとに違っていて同じお湯はないとのこと。多種多様なわけです。そういえば説明書きのとこにもそれぞれ泉質がありますね。単純泉とか食塩泉、炭酸泉とか。ちなみに湯河原温泉は弱食塩泉、弱アルカリ性とお肌に優しい泉質です。硫黄とか、そういう匂いもないので入りやすいんですね~。

ただ…効能に科学的根拠はないって話もありますよね。でも湯治があるくらいだし、個人差があるだけで何かしら効果は期待できると思うんです。血行が良くなるし、緊張がほぐれてリラックスできるんだし。なにより専門家が薦めるんですからねぇ。それにリラックスすることで心というか、気分に作用して結果的にいい兆候が見られることもあるでしょう。

ただの温泉好きの私が言えるのはこんなとこ。やっぱりつべこべ言わずに入りたいとこに入るのがいいですね。好きで楽しく入れないなら効くものも効かないだろうし~。

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